Mobility News

太陽光駆動スクーターを展開する新興企業「HelioX」、日本市場に本格参入

 2024年11月5日、太陽光を動力源とするスクーターをはじめとした先進的なエネルギー技術を有するスタートアップ企業「株式会社HelioX」は、マイクロモビリティ事業の日本市場における本格展開を発表しました。

 同社は太陽光で駆動する電動スクーターや電動アシスト自転車、電動バイク、高齢者向け電動カートなどのモビリティ製品に加え、ソーラーパワーステーションなどのエネルギーソリューションを提供しています。これらの製品は、都市部や観光地における移動手段として期待されていて、同社のモビリティは、太陽光による7時間のフル充電で35km以上の走行距離を実現し、走行中も太陽光での自動充電が可能です。

ソーラーパワーマイクロモビリティクラウド管理システム
ソーラーパワーマイクロモビリティクラウド管理システム

 これらのHelioXの技術力は、国際的にも高い評価を受けており、2023年には30カ国でのプロトタイプ実証実験を経て、スペインやフランスなど7カ国での導入に成功しています。

 2024年末には新製品のリリースを予定しており、日本市場においてB2C向け製品販売、B2B向けソリューション、観光地での太陽光駆動スクーターのシェアリングサービスを中心に順次展開する計画です。

 また、企業向けには、事業活動におけるエネルギー使用量をリアルタイムで可視化・管理できるカーボンフットプリント自動算定システムを提供していく予定です。

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