テスラ新型モデルYのフロントエンブレムの有無、製造・販売地域によって発生
テスラの新型モデルYについて、「T」をあしらったテスラエンブレムのフロントバッジの装着が、製造拠点や販売地域によって異なることがわかりました。
主要な生産拠点であるフリーモント、ギガテキサス、ギガベルリンの各工場で製造される新型モデルYには、これまでのモデルと違ってフロントバッジがついておらず、テスラがグローバル展開している公式ギャラリー上のニューモデルYの写真にもバッジは見当たりません。
一方、中国・上海のギガファクトリーで作られる新型モデルYは少し違った特徴があるようで、同じ上海工場で作られたモデルYでも、中国国内で売られる車両だけにフロントバッジがつけられ、オーストラリアやシンガポールなど、他のアジア太平洋地域向けの車両にはバッジがついていないとの情報があります。
この違いについて、SNS上では、中国市場特有のブランド重視の傾向が関係していると指摘されています。中国では高級ブランドの見た目が購入の決め手になりやすく、テスラもそれに合わせた仕様にしているのではないかとの考察です。
日本市場については、新宿テスラショールームにて初展示された新型モデルYには、フロントバッジがついていましたが、実際に日本で4月から納車されるリミテッドエディションのローンチシリーズはどうなるでしょう? このモデルには、特別仕様のリアリフトゲートバッジがつきますが、果たしてフロントには、テスラエンブレムのバッジが付くのでしょうか。注目です。