ウェイモは、中国Geelyグループが展開するEVメーカーZeekr(ジーカー)が製造する電動バンを「オハイ(Ojai)」と名づけ、2026年内に各市場へ展開すると、米国ラスベガスで開催中のCES2026にて発表しました。
INSIDE EVsによると、この名称はカリフォルニア州の都市名に由来しており、「米国の消費者にとってZeekrのブランド認知度が低いことから採用された」とウェイモの広報担当者クリス・ボネリ氏は説明しています。オハイは今年中にダラス、デンバー、ラスベガス、マイアミ、ヒューストンなどの都市で導入される予定です。

オハイは中国でZeekrによって製造され、米国に輸入された後、ウェイモのソフトウェアシステムとセンサーアレイが搭載されます。かつてZeekr RTと呼ばれていたこの車両は、ウェイモ専用に製造されています。800ボルトの電気アーキテクチャを採用し急速充電に対応、76キロワット時のリン酸鉄リチウムバッテリーを搭載していると報じられています。
センサー技術では、13台のカメラ、4台のライダー、6台のレーダー、複数の外部マイク(音響センサー)を使用します。現在のジャガーIペースに搭載されているカメラ数の半分以下ですが、技術の進歩により全体的な性能は向上しているとボネリ氏は述べています。センサーの大幅な削減により、車両のコストはより効率化され、製造プロセスもシンプルになるとしています。

悪天候下での性能も改善されています。センサーポッドは雪や氷が溜まりにくい設計で、車載ヒーター、小型ワイパー、洗浄液も装備されており、氷、路面の汚れ、塩がセンサーを遮断することを防ぎます。
ウェイモはヒョンデのアイオニック5を使用したロボタクシーも展開予定で、こちらも同社の最新第6世代ハードウェアとソフトウェアを搭載します。ただし、ジャガー I-Paceも約1000台の発注が残っており、現在稼働中の車両と併せて、まだ数十万マイルの運用期間が残っているため、当面はサービスに残ります。時間の経過とともに、ウェイモの車両構成はジャガーよりもヒョンデとZeekrの比重が高くなりますが、特定の市場では3種類すべてが見られる可能性があるとボネリ氏は述べています。


ウェイモは2025年、オースティン、ロサンゼルス、アトランタなどの都市に急速に事業を拡大し、さらにミネアポリス、ロンドン、東京、ニューヨーク市への展開も発表しています。同社は現在5都市で運営していますが、今年は20以上の都市に拡大する計画です。
またZeekrは、電気自動車開発販売会社のフォロフライによって7人乗り大型MPV「Zeekr 009」の日本発売が予定されています。




