2026年3月25日、テスラは充電部門の公式アカウント(@TeslaCharging)を通じて、新型の充電インフラ「折りたたみ式スーパーチャージャー(Folding Unit Superchargers)」を発表しました。
Introducing Folding Unit Superchargers
— Tesla Charging (@TeslaCharging) March 25, 2026
– V4 cabinet with 500kW charging
– 8 posts per unit
– 2 units per truck
– 2 configurations: folded, unfolded
Faster. Cheaper. Better. pic.twitter.com/YyALz0U5cA
新型ユニットは、システムの土台部分に折りたたみ可能な構造を採用しており、輸送効率の向上によってトラック1台につき2ユニット(計16基のポスト)の積載が可能となりました。また、設置現場の条件に応じて「折りたたんだ状態」と「展開した状態」の2種類のレイアウト構成を選択できます。

同社の北米充電部門ディレクターであるマックス・デ・ゼーガー氏によれば、工場での事前組み立てによって現場での複雑な電気配線などが不要となったことで、設置スピードは従来比で2倍に向上。これにより、土木工事や電気配線、物流に関連する費用を中心に、ステーションの設置にかかる全体コストを20%以上削減できるとしています。
米EVメディア「Teslarati」の報道によると、テスラのギガファクトリー・ニューヨークでは2026年3月に、7年以上にわたり1万5000台を生産してきたV3スーパーチャージャーキャビネットの製造を終了し、V4キャビネットの生産へ完全に移行しました。このV4キャビネットは前世代の3倍の電力密度を持ち、1台あたり2倍の充電ステーションをサポートする設計で、乗用車には最大500kW、商用大型EVのテスラセミには最大1.2MWの電力を供給します。今回発表された折りたたみ式輸送の技術は、この強力な技術的基盤の上に物流効率を重ね合わせるものです。

