KANEYOは2026年5月7日、福島県双葉郡浪江町に建設中の複合拠点「EV GARDEN なみえ」の上棟式を執り行いました。当日は近隣のこども園の園児や住民が参加し、餅まきや菓子まきも実施されました。

KANEYOは、福島日産自動車のグループ事業を管轄する事業管理会社で、2026年1月に日産商事から社名変更。「EV GARDEN なみえ」の運営は、グループ会社であるEV GARDENが担当します。同社が手がける複合施設としては、2025年11月に開所した福島市の「EV GARDEN ふくしま」に次ぐ2拠点目となります。


「EV GARDEN なみえ」は、浪江駅前エリアに建設が進められている施設で、モビリティ、エネルギー、コミュニティ活性化、災害時強靭化をテーマに掲げています。電気自動車を蓄電池として活用するエネルギーマネジメントに加え、太陽光や水素など複数の動力源を組み合わせた次世代型の電力供給モデルを導入する計画で、水素タウンを目指す浪江町の特色を生かした発電・電力供給にも取り組みます。施設内には、地域住民が集える交流スペースやカフェ、テナントエリア、ミーティングスペースなどが整備される予定です。
浪江町は、日産自動車との関係が深い地域です。日産は、東日本大震災からの復興と持続可能なまちづくりの実現に向けて浪江町と長く協業しており、2021年2月には浪江町、双葉町、南相馬市の3自治体と日産を含む全国8企業で「福島県浜通り地域における新しいモビリティを活用したまちづくり連携協定」を締結。同協定に基づき、オンデマンド配車サービス「なみえスマートモビリティ」の実証実験を2020年度から継続しています。同サービスは2022年度のグッドデザイン賞およびグッドデザイン・ベスト100、特別賞・グッドフォーカス賞「防災・復興デザイン」に選出されています。

また、浪江町には日産と住友商事が共同設立したリーフのバッテリー再生事業会社「フォーアールエナジー」の工場も立地しています。「EV GARDEN なみえ」は、こうした日産グループと浪江町の長年の協業の延長線上に位置づけられる施設。2026年11月にオープン予定です。

