テスラは2026年8月13日、ネバダ州運輸当局から「Autonomous Vehicle Network Company(AVNC)」permitを取得したことがわかりました。同州でロボタクシーを有償で運行するために必要な事業許可で、これによりラスベガスを含むクラーク郡での商用展開に向けた大きな一歩を踏み出したことになります。

もっとも、今回の許可は無条件の解禁ではありません。運輸当局が示した条件によると、運用できる完全自動運転車両は最大10台までに限定されており、走行エリアも当局が承認した「Operational Design Domain(ODD)」の範囲内に限られます。ジオフェンスやマッピング、運行パラメータの変更・拡大には、その都度当局の事前承認が必要とされています。
そのほかの主な条件は次のとおりです。
・制限速度が時速45マイル(約72km)を超える道路での旅客輸送は禁止
・車両には「Robotaxi」であることを明示する表示が必須
・乗車前に、運転者のいない自動運転車両であることを乗客に通知
・SAE基準および連邦・州法に沿った適切な人的監視体制を維持
・ハリー・リード国際空港およびその半径0.25マイル以内での乗客ピックアップは、空港運営者の許可等がない限り禁止
・事故やシステム障害、通信・データの中断、車両が公道上で走行不能になった場合などは、5営業日以内に当局へ報告
テスラは今年6月5日、クラーク郡(ラスベガスを含む)を対象に、許可後1年以内で最大5000台規模の運用を視野に入れた申請を行っていました。今回はその第一段階として、まずごく小規模な体制からスタートする形となります。
(EVcafe編集部)

