EV新車情報

非接触給電システムも搭載! 元日産のトップデザイナー中村史郎がデザインした国産EV「LSR-05」をTHKが発表!

 日本の大手機械要素部品メーカーTHKは、10月26日(水)から東京ビッグサイトで開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」に初出展し、実走行可能なEVプロトタイプの「LSR-05」を世界で初展示します。

 このクルマには、THKが独自開発したEV向け先進技術が多数搭載されています。デザインを担当したのは、2017年に退職するまで日産のデザイン部門を率いて、GT-R、フェアレディZ、マーチ、キューブ、リーフなど、多くのヒットを生み出し続けた日本を代表するカーデザイナー、中村史郎氏が代表を務めるSN DESIGN PLATFORM。両社が一体となって未来に向けた新しいモビリティの姿を具現化したのが「LSR-05」です。

 クロスオーバー4シータークーペ「LSR-05」は、「ラグジュアリーでスポーティなデザイン、革新的な技術」をキーワードに開発されました。車名は、Luxury、Sport、Revolutionそれぞれの頭文字を表します。

 この車名は、1972年にTHKが世界で初めて開発した「直線運動案内」である初代LMガイド 「LSR」にも由来します。さらに、創業50周年の節目という思いと、クルマの開発をスタートしてから5世代目という意味が「05」には込められています。(ベアリングの回転運動に対し、直線運動をする転がり軸受)

 プラットフォームには、THK独自開発の93kW(800V仕様)の可変磁束型インホイールモーターをリアに2基、フロントには220kW(800V仕様)のモーターを1基搭載した4輪ステア機構を採用。さらにはアクティブサスペンション、MR流体減衰力可変ダンパー、電動ブレーキなどを搭載し、上質な乗り心地と優れた操縦安定性を実現。室内に採用したステルスシートスライドシステムはフロアの完全なフラット化を可能とし、高級感ある快適な空間を演出しています。また、非接触給電システムも採用。日本メーカーの技術が詰まった「LSR-05」は、THKが目指す未来に向けた新しいモビリティの姿を表現しているのです。

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