2024年1月17日、マツダは2025年以降に北米で販売するバッテリーEV(BEV)の充電ポートに、北米充電規格(NACS)を採用することをテスラと合意したと発表しました。
今回のNACSの採用により、マツダのEVに乗るドライバーは、北米地域における1万5000基以上のテスラのスーパーチャージャーの利用が可能となります。
2023年12月にオートモーティブ・ニュースで公開された毛籠勝弘代表取締役社長兼CEOのインタビューによると、マツダは当初の計画よりはバッテリー駆動モデルの展開を遅らせていますが、2030年までに7〜8台の新しい電気自動車をデビューさせる予定です。今後、マツダは、それらのEVに乗るドライバーの充電時の選択肢を増やすことを目的に、NACSの採用を推進していきます。
2023年7月に日産が日系自動車メーカーで初めてNACSを採用したことを筆頭に、9月のホンダ、10月のトヨタ、11月のスバル、そして今回のマツダと、日本の自動車メーカーは、相次いでテスラのNACS採用を発表しています。
※本記事のメイン写真は、従来の充電器からの充電と共に、マツダ独自のロータリーエンジンを発電機として使用する新しいタイプの電動車「MAZDA MX-30 Rotary-EV」