あいおいニッセイ同和損害保険株式会社は2024年10月24日、EV(電気自動車)専門レンタカーサービスを展開するルクセンブルクの「UFO Drive」と資本業務提携契約を締結しました。
本提携は、EVの普及促進に向けたビッグデータ取得および専用商品・サービスの開発を目的としています。UFO Driveへの出資は、大手レンタカー企業Hertzがリード投資家を務める最新の資金調達ラウンドを通じて9月25日に完了しました。
2018年1月に設立されたUFO Driveは、スマートフォンを通じて最短2分でレンタカーの利用が可能な完全デジタル化されたEV専用レンタカーサービスを展開しています。現在、欧米10カ国40拠点でサービスを提供するほか、法人向けにフリートマネジメントサービスをSaaSとして提供し、約2000台のEVデータを常時取得・分析しています。

両社は今後、UFO DriveのEVデータを活用し、電費と走行距離の相関性に基づいた保険料算出による専用自動車保険の開発を進め、2026年までの販売開始を目指します。さらに、テレマティクスデータと組み合わせた運転挙動分析により、EVバッテリー専用ワランティ(保証)の開発も計画しています。
あいおいニッセイ同和損保は、欧州での取り組みで得られた知見やノウハウを活用し、日本国内におけるEVの安全かつ安心な普及にも貢献していく方針です。
メイン画面:UFO Drive が提供するEV専用レンタカーサイト・アプリ画面のイメージ