テスラが2026年4月に発売した、モデルSとモデルXの生産終了を記念する限定モデル「シグネチャーエディション」は、いずれも完売した模様です。

4月16日、テスラ系インフルエンサーのソーヤー・メリット氏などが、Xへのポストで明らかにしています。
The $160,000 Model X Signature Edition is officially sold out.
— Sawyer Merritt (@SawyerMerritt) April 16, 2026
Reservations are now closed. pic.twitter.com/4D5FSkTZTa
— Leinona Aoki (@LeinonaA69) April 16, 2026
The $160,000 Model S Signature Edition is officially sold out. Reservations are now closed for the S and the X.
— Sawyer Merritt (@SawyerMerritt) April 16, 2026
Between the 250 Model S and 100 Model X Signature Editions, Tesla generated a combined $56M in revenue. pic.twitter.com/yk4w3K9P00
モデルS プレイドが250台限定、モデルX プレイドは100台限定(6シート専用)で、
価格は両モデルともに15万9420ドル(約2548万円)でした。

モデルSは2012年から、モデルXは2015年から、北米市場で納車が開始されたテスラのフラッグシップモデルです。後にラインナップに加わるモデル3、モデルYとの4車種は、その頭文字を並べると「SEXY」となります(モデル3の「3」は「E」の反転)。これを表すため、世界中で催されるテスラのイベントでは、モデルS、モデル3、モデルX、モデルYの順に車両を並べるのが恒例になっていました。

しかしイーロン・マスクCEOは、2026年1月の決算発表の際、同年の第2四半期にモデルSとモデルXを生産終了すると発表し「その生産スペースをオプティマスの工場に転換します。これは、我々の自律的な未来への全体的なシフトの一部です」と語りました。
これによってテスラの販売モデルは、モデル3、モデルY、サイバートラックの3モデルとなります。今後、新型ロードスターやサイバーキャブもラインナップに加わる予定ですが、当面はこの3車種が中心となっていきます。
これは、テスラのひとつの時代の終焉を意味します。それは「SEXY時代の終焉」と言っていいでしょう。今後、ロボタクシー事業とその専用車両サイバーキャブの生産、また人型ロボット「オプティマス」の量産へとビジネスモデルをシフトしていくテスラにとって、モデルSとモデルXを終了させることは、会社が新たな段階へと進化するうえでの象徴的な出来事だと言えます。


