中国の車載電池大手CATLは4月21日、北京で開催した「スーパーテクノロジーデー」において、第3世代シェンシン超急速充電バッテリーを発表しました。充電レートは10C相当(ピーク15C)を実現し、同社は業界最強の充電能力だとしています。
充電性能は、SOC(充電状態)10%から35%までがわずか1分、10%から80%までが3分44秒、10%から98%までが6分27秒。またマイナス30度の極寒環境下においても、SOC20%から98%までの充電を約9分で完了できるとのこと。
急速充電と電池寿命の両立についても、第3世代シェンシン超急速充電バッテリーでは対策が講じられています。動作時の発熱の低減、熱伝搬性能の強化、高精度な温度制御を実現し、1000回の完全充放電サイクル後も容量維持率は90%以上。超急速充電と長寿命の両立を実現しています。

なおCATLは同日、第3世代キリンバッテリー、キリン凝縮体バッテリー、第2世代フリーボイ・スーパーハイブリッドバッテリー、ナクストラ・ナトリウムイオンバッテリーも併せて発表しました。第3世代キリンバッテリーはプレミアム長距離EV向けに設計され、セルエネルギー密度280Wh/kgと航続距離1000kmを実現しています。キリン凝縮体バッテリーはセルエネルギー密度350Wh/kgを達成し、セダンで1500km、大型SUVで1000km以上の航続距離を可能としました。第2世代フリーボイ・スーパーハイブリッドバッテリーはハイブリッド車向けに最大600kmの純電気走行距離を実現します。ナクストラ・ナトリウムイオンバッテリーは2026年末に本格量産を開始する予定です。

