テスラは2026年6月30日、テキサス州オースティンにて、ロボタクシー専用車両「サイバーキャブ」の量産プロトタイプを用いた公道でのエンジニアリングテストを開始したと公式に発表しました。
今回のテストは、実際の交通環境における量産ハードウェアの信頼性検証を目的としており、車内には安全監視員が同乗するものの、手動操作機器が一切ないため、運転操作の全般は自律走行システムが独立して行います。
Engineering tests of the first production Cybercab have begun in Austin pic.twitter.com/fk3KQvcE8a
— Tesla (@Tesla) June 30, 2026
サイバーキャブは、ハンドルやペダルなどの操作機器を完全に排除した、2人乗りのロボタクシー専用車両です。テスラがこれまでの公式発表で明かしている計画によると、同車両の販売価格は3万ドル未満を目指しており、2026年中の本格的な量産開始を目標としています。また、設計計画では従来の物理的な充電ポートに代わり、ワイヤレス充電方式の採用が予定されており、人間の介入なしに充電から運行までを自動で行うフリート運用の実現が想定されています。
テスラはすでに、オースティン市内などで「モデルY」などを用いた自律走行配車ネットワークのテスト運用を行っていますが、専用設計された量産型車両が実際の公道に投入されたことで、同社が掲げる完全無人タクシーサービスは、実用化に向けて新たな段階に入りました。

