テスラ&イーロン・マスク

スペースX、年間100回目のロケット打上に成功。自社が持つ新記録更新

 2024年10月13日のスターシップ打ち上げと、帰還してきたブースターを発射台のアーム(メカジラ)が見事にキャッチするという衝撃的な映像には、世界中が興奮しました。

スペースXの公式Xから、メカジラがブースターをキャッチした映像

 しかしそのたった2日後、10月15日にスペースXはさらに2回のロケット打ち上げに成功しており、それらは2024年の同社による100回目と101回目の打ち上げとなったのです。

 スペースXは、1年間で単一企業が達成した打ち上げ数の新記録を樹立し、昨年の自社記録を更新しました。しかも、年末までに2カ月以上残っており、さらなる記録更新が期待できます。

 10月15日の最初の打ち上げは、フロリダ州のケープカナベラル宇宙ステーションから行われ、ファルコン9ロケットが23基のスターリンクV2 Mini衛星を地球低軌道に投入しました。「スターリンク 10-10ミッション」と名付けられたこの打ち上げは、スペースXにとって今年100回目の打ち上げとなりました。

スターXの公式Xから、2024年での100回目の打ち上げ

 今回もブースターは地球に帰還し、大西洋上に配置されたスペースXのドローン船「A Shortfall of Gravitas」に無事着陸しました。これはスペースXの通算353回目のブースター着陸となりました。

 そのわずか数時間後、今度はカリフォルニア州のヴァンデンバーグ宇宙軍基地から2回目のスターリンクミッションのロケットを打ち上げました。このヴァンデンバーグからの打ち上げで、さらに20基のスターリンク衛星がスペースXの衛星コンステレーションに追加されました。

 スペースXは、昨年96回の打ち上げを成功させており、2024年は100回の打ち上げを行うという目標を設定していました。

メイン写真:スペースXの公式Xから、フロリダでの発射の様子

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