三菱自動車ヨーロッパは、2025年5月13日、「エクリプス クロス」と名付けられた新型100%電動車(BEV)CセグメントSUVのティーザー動画を配信。同モデルを9月に欧州で発表し、2025年後半から納車を開始するとしました。
欧州最大のC-SUVセグメントに参入する新型エクリプス クロスは、今春販売が開始された主力車種アウトランダーPHEV、7月に発表される新型グランディス(ICE/HEV)に続き、2025年に発売される同社3番目のSUVとなります。
同モデルは、初めてのBEV量産車「i-MiEV」が登場した2010年以来、三菱自動車が欧州で発売する初のBEVとなります。

新型エクリプス クロスは、ドイツのフランクフルト・アム・マイン近郊に拠点を置く三菱自動車ヨーロッパデザインの監修のもと開発され、次世代の三菱自動車の特徴である「ダイナミックシールド」フロントフェイスを採用。
トラクションバッテリーは2種類が用意され、長距離バージョンは2025年第4四半期の発売、中距離バージョンは2026年の発売とされています。また、高度なADASテクノロジーとGoogle Built-inを組み込んだ最先端のコネクティビティが実装される予定です。
エクリプス クロスは、フランスのドゥエーにあるアンペール電力工場で、ルノーグループによって製造されるとのことです。