スペースX(ティッカー:SPCX)は2026年6月12日、米ナスダックに上場し、初の株式取引日を迎えました。株価は1株160.95ドルでこの日の取引を終え、公開価格(135ドル)から19.22%上昇しました。
米東部時間午前11時47分ごろに付いた初値は1株150ドルで、公開価格を11%上回るスタートとなりました。その後、株価は一時176ドル(約2万5500円)まで上昇し、終値は160.95ドルで取引を終えています。
株価が170ドル台を推移した時間帯には時価総額が2兆2200億ドル(約322兆円)に達し、TSMCを上回って世界時価総額ランキング6位に浮上しました。

上場セレモニーでイーロン・マスク氏は、スペースXの歩みを振り返るスピーチを行いました。エル・セグンドの倉庫から始まった小さな会社が史上最大規模のIPOを実現したことについて、マスク氏は「当時、誰かに将来こんなことが起きると言われていたら、信じられなかっただろう」と率直に述べました。また、創業当初からスペースXが成功する確率は10%未満だと考えていたと明かしつつ、「宇宙産業に参入する新しい会社が現れなければ、人類が本当に宇宙を旅する文明になることはない」という信念のもとで挑戦を続けてきたと語りました。
スピーチの中でマスク氏は、スペースXのミッションを「SFからフィクションを取り除き、すべての人にとってエキサイティングな未来を創り出すこと」と表現しました。一握りの宇宙飛行士だけでなく、月や火星、そしてその先へ、誰もが宇宙へ行ける未来の実現を目指していると語り、会場は大きな歓声に包まれました。
今回のIPOにより、スペースXは長年にわたって追い求めてきた「人類を複数惑星居住種にする」というビジョンを、より多くの株主と共有する新たなステージに踏み出しました。
.@SpaceX listing day is here. Watch live. $SPCX https://t.co/VTXg0N2TBc
— Nasdaq (@Nasdaq) June 12, 2026
スペースX、米ナスダック上場のライブ配信

