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トヨタ、新型BEV「bZ7」で中国市場に本格参戦。ファーウェイOS搭載、シャオミとも連携し価格は約360万円から

2026 3/09
海外ニュース
2026年3月9日
中国で先行予約が開始されたトヨタのBEVセダン「bZ7」

 広汽トヨタは、2026年3月5日、BEVセダン「bZ7」の先行予約を中国で開始しました。5グレード展開で価格は17万9800元(約410万円)から23万9800元(約548万円)に設定されています。さらに、3月内に予定されている正式発売日までに予約金(デポジット)を支払ったユーザーに向けて、先行予約期間限定の特別価格として15万6800元(約360万円)からという戦略的な価格も打ち出しています。

先行予約期間に実施される「bZ7」の特別価格は、約360万円から
「bZ7」の先行期間特別価格は約360万円から

 bZ7は、車両サイズが全長5130mm、全幅1965mm、全高1506mm、ホイールベース3020mmというミッドラージクラスのセダンです。外観はフロントとリアに全幅仕様のLEDライトを配し、クーペライクなルーフラインを採用しています。

 パワートレインにはファーウェイの電動ドライブシステム「ドライブワン」を搭載し、最高出力207kW、最高速度180km/hを実現しています。バッテリーはカルブ製のLFPを採用し、88.13kWhと71.35kWhの2種類から選択可能です。大容量の88.13kWhバッテリー搭載モデルのCLTC航続距離は最大710km、71.35kWhモデルは600kmとなっています。

最大航続距離710kmトヨタbZ7
最大航続距離710kmのトヨタbZ7

 中国のメディア「CarNewsChina」の記事によると、本モデルのインフォテインメントシステムにはファーウェイの「ハーモニーOS コックピット5.0」が全グレードで標準装備されており、15.6インチ2K液晶ディスプレイと組み合わせて現地ニーズに深く適合させているとのことです。上位グレードにはヘッドアップディスプレイも追加され、トヨタ車として初めてシャオミのスマートエコシステムとも連携可能になっています。

ファーウェイの「ハーモニーOS コックピット5.0」を全グレードで標準装備
ファーウェイの「ハーモニーOS コックピット5.0」を全グレードで標準装備

 運転支援システムにはモメンタの「モメンタR6」を採用。27個のセンサーを統合したエンドツーエンドの大規模モデルにより、市街地および高速道路での運転支援機能を提供します。市街地でのNOA(ナビゲート・オン・オートパイロット)や高度な駐車機能に対応し、上位グレードにはLiDARも搭載されます。

 サスペンションはデュアルチャンバーエアサスペンションを採用し、車高と減衰力を独立して調整可能です。路面状況を先読みしてリアルタイムに調整するインテリジェントなプリエイミング機能も備えています。車内装備としては、助手席ゼログラビティシート、前後席10点マッサージ・ヒーター・換気機能、4ドア二重防音ガラス、前後ワイヤレス充電パッド、ヤマハ製プレミアムオーディオ、後席トレイテーブル、車載冷蔵庫、独立後席エアコンなどを装備しています。

運転支援システムにはモメンタの「モメンタR6」を採用し、市街地でのNOAや高度な駐車機能に対応
運転支援システムにはモメンタの「モメンタR6」を採用し、市街地でのNOAや高度な駐車機能に対応

 これまでトヨタをはじめとする外資系自動車メーカーは、中国市場における急激なEVシフトと車両のソフトウェア領域(SDV化)の波において苦戦を強いられてきました。従来のモデルでも現地企業との提携はありましたが、主にバッテリーやモーターといったハードウェア領域が中心でした。しかし今回のbZ7では、自社開発のシステムに固執せず、ファーウェイ、シャオミ、モメンタといった現地のトップIT企業のエコシステムにソフトウェア領域を完全に委ねる形へと転換。性能や限定価格も含め、中国の消費者が求めるスマート機能と価格競争力に完全に最適化、激戦区である中国のスマートEV領域へ本格的に参戦する象徴的なモデルとなりました。 

トヨタのEVシリーズ「TOYOTA bZ」のラインナップ
トヨタのEVシリーズ「TOYOTA bZ」のラインナップ
bZ7のイメージ動画
海外ニュース
BEV bZ7 EV シャオミ トヨタ ファーウェイ モメンタ 中国市場 自動運転

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