日産の中国市場向け初のEV「N7」は、将来輸出も検討される重要モデル
日産自動車の中国合弁会社である東風日産乗用車公司は2024年11月15日、広州国際モーターショーにおいて新型電気自動車「N7」を世界初公開しました。2025年上半期の発売を予定しているこのミッドサイズEVセダンは、同社の新しいモジュラーアーキテクチャーを採用する第一弾モデルとなります。
同モデルは、今年4月の北京モーターショーで「日産エポック・コンセプト」として既にお披露目されていましたが、今回、市販モデルとして正式発表されることとなりました。車体サイズは全長4930mm、全幅1895mm、全高1487mm、ホイールベース2915mm。日産のアイデンティティであるVモーションデザインを踏襲しながら、流麗で未来的なエクステリアデザインが特徴とのことです。
技術面では、最新の「Qualcomm SnapdragonTM 8295プロセッサー」を採用したインフォテインメントシステムを搭載。また、東風日産とモメンタ社が共同開発した先進運転支援システム「ナビゲート・オン・オートパイロット」を実装しています。
本モデルは中国市場で開発・生産され、都市部の先進的なライフスタイルを持つ顧客層をターゲットに展開される予定です。
日産の中期経営計画「The Arc」における、中国市場向け初のEV「N7」は、同社の新エネルギー車戦略における重要モデルと位置付けられており、将来的には輸出も検討されています。
