テスラの次世代スーパースポーツカー「ロードスター」について、新たな進捗が報じられました。2026年3月17日、同社のCEOであるイーロン・マスク氏が自身のXにて、長らく延期が続いていた同モデルの発表イベントを、4月に行う方針を示唆しました。
マスク氏は、新型ロードスターの進捗について「おそらく4月下旬(probably in late April)」や「うまくいけば来月(hopefully next month)」といった表現で発表のタイミングに触れました。
True.
— Elon Musk (@elonmusk) March 17, 2026
New Roadster unveil probably in late April. https://t.co/NShZxpK5cI
New Roadster unveil hopefully next month.
— Elon Musk (@elonmusk) March 17, 2026
It will be a banger next-level. https://t.co/sO0iB63l07
過去にも「これまでで最も記憶に残る製品発表になる」と語っていただけに、テスラによる新たなプレゼンテーションに期待が寄せられています。一方で、マスク氏自身の投稿に「おそらく」などの条件が含まれている通り、4月の発表が確定事項であるかは不透明です。新型ロードスターは2017年の発表当初、2020年の発売を目指していましたが、サプライチェーンの課題やモデルY、サイバートラックといった量産モデルの立ち上げが優先された結果、幾度となくスケジュールが見直されてきた事実があります。そのため、今回の発言についても、実際に予定通り発表が行われるかについては慎重な見方が残ります。

それでもなお注目を集めるのは、新型ロードスターが市販車の常識を覆す圧倒的なパフォーマンスを目標に掲げているためです。当初、0-100km/h加速は2秒未満と発表されていましたが、その後マスク氏の発言により目標が引き上げられ、現在は「1秒未満」を目指しているとされています。また、最高速度は400km/h以上、航続距離は1000km(約620マイル)を超えるとも言われています。
特筆すべきは、マスク氏が率いる宇宙開発企業「スペースX」との技術的なコラボレーションによる「スペースXオプションパッケージ」の存在です。小型のロケットスラスターを車両に搭載し、加速やコーナリング性能を劇的に向上させるだけでなく、「文字通り少し飛ぶかもしれない」と語られている点は、自動車業界の常識から大きく逸脱しており、このコンセプトがどこまで実現するのかが注目ポイントです。
今回のイーロン・マスク氏の発言通り4月に正式なプレゼンテーションが行われたとしても、ロードスターの生産開始は2027年から2028年頃になる見通しです。その発売価格についても注目しましょう。

