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テスラ、新型ロードスターは2025年生産開始。マスクは「特別なものになる」と強調

 テスラのイーロン・マスクCEOが、次世代「ロードスター」の生産を2025年に開始すると改めて表明しました。テスラの原点とも言えるこのモデルが、最新技術を結集して復活する見込みです。

 マスクは、テスラの2024年第2四半期決算報告会で、「ロードスターに関しては、エンジニアリングのほとんどを完了しました。まだいくつかのアップグレードを行いたいと考えていますが、来年には生産を開始できると期待しています。特別なものになるでしょう」と語りました。

 ロードスターは、テスラにとって記念碑的な車種。初代ロードスターは2008年から2012年まで生産され、テスラ初の量産車となりました。約2450台が販売されたこのモデルは、電気自動車の可能性を世界に示し、テスラブランドを確立する上で重要な役割を果たしました。

 新型ロードスターは2017年にプロトタイプが公開され、当初は2020年の生産開始が予定されていました。しかし、その後毎年のように延期が発表され、一部では実現可能性を疑問視する声も上がっていました。

 新型ロードスターには、テスラの最新技術が惜しみなく投入される見込みです。0-60mph(約96km/h)加速はわずか1.9秒、最高速度は250mph(約402km/h)以上と、驚異的な性能が公表されています。

テスラ・ロードスターの最高時速は402km/h以上
テスラ ロードスターの最高時速は402km/h以上

 かつてマスクはXで「これはスペースXとテスラのコラボレーションだ」として、「これをクルマと呼べるのかどうかわからないが、こんなクルマはもう二度と出てこないだろう」などとポストしており、そのスペックに注目が集まります。

提供元:Tesla, Inc.

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