ルノー・ジャポンは2026年10月22日、100%電気自動車(EV)の新型「ルノー5(サンク)」を11月19日に発売すると発表しました。ルノーブランドのEVが日本市場に正規導入されるのは今回が初めてです。
ルノー5は本国フランスで販売を伸ばしています。フランスの電動モビリティ推進団体アヴェール・フランスによると2026年9月のBEV乗用車の登録台数で、ルノー5は5266台と8184台のテスラ「モデルY」に次ぐ2位でした。台数は前年同月の約2倍です。同月のBEV上位5モデルのうち4モデルをフランス車が占め、乗用車の新車登録に占めるBEVの比率は41.91%と過去最高を更新しています。

ルノー5は1972年にフランスで誕生したコンパクトカーで、新型は初代のデザインを現代的に再解釈したモデルです。特徴的なヘッドライトや縦型のリアコンビネーションランプを採用し、ボンネットには「5」の数字をモチーフにした充電インジケーターを配置しています。ボディサイズは全長3935mm、全幅1775mm、全高1535mmで、乗車定員は5名。足元には18インチのアロイホイールを装着します。
インテリアには、歴代ルノー5から受け継いだ2段構成のダッシュボードを採用し、シートは「ルノー5ターボ」から着想を得たデザイン。運転席まわりには、10インチのデジタルインストゥルメントパネルと10インチのタッチスクリーンを水平に並べています。

パワートレインには独自開発の電動モーターを搭載し、最高出力150PS、最大トルク245Nmを発生します。バッテリー容量は52kWhで、一充電走行距離はWLTCモードで405kmです。この数値は、フランスの試験機関UTACで実施した試験データをもとに、日本仕様に合わせて算出したものとしています。プラットフォームはEV専用設計で、リアサスペンションにはマルチリンク式を採用しています。生産はフランスで行われます。
マルチメディアシステムには、グーグルのサービスを搭載した「オープンR リンク」を採用しています。「OK Google」と話しかけて目的地を伝えると、グーグルマップが充電スポットを考慮したルートを案内する機能を備えます。
ルノー・ジャポンの現行ラインアップは、フルハイブリッド「E-TECH」を設定するルーテシア、キャプチャー、アルカナのほか、カングー、グランカングーで構成されています。ルノー5は、同社が日本で販売する初のEVとなります。日本仕様の充電性能や価格、ボディカラーなどの詳細は、11月19日に発表される予定です。

