フェラーリ・ジャパンは2026年9月25日、東京ミッドタウン(東京都港区赤坂)で「フェラーリ・フェスティバル・トーキョー2026」の報道関係者向けプレビューを開催しました。プレスカンファレンスにはフェラーリのCEOであるベネデット・ヴィーニャ氏らが登壇しました。一般公開は9月26日から10月4日までの9日間です。

最大の注目は、同社初のBEV「ルーチェ」です。フェラーリは5月26日にルーチェを正式発表しており、今回、日本での正式ローンチに先駆けて披露されました。

ルーチェは、フェラーリ初のEVであると同時に、フェラーリ初の4ドアセダンでもあります。5人乗りで、パワートレインは4モーターのAWD、最高出力は1113馬力(830kW)、0-96km/h加速は2.4秒です。バッテリーはSK On製の122kWhのNMCで、航続距離はWLTP基準で約530km。独自の880Vプラットフォームを採用し、最大350kWの急速充電に対応します。ボディサイズは全長5026mm、全幅1999mm、全高1544mm、車重は2260kgで、トランク容量は約597Lとフェラーリ史上最大です。デザインはジョナサン・アイブ氏とマーク・ニューソン氏が率いるクリエイティブ集団「LoveFrom」との共同作業によるもので、空気抵抗係数はフェラーリ史上最低となっています。米国での価格は64万ドル(約9900万円)から。
会場は、一般公開される「車両展示エリア」(ガーデンエリア)と、招待客限定のエリアに分かれています。一般の来場者が入場できるのは車両展示エリアのみで、事前予約を行えば無料で入場できます。車両展示エリアは東京ミッドタウンの主要展示エリアに設けられ、芝生が広がる屋外のガーデン空間に車両が並びます。展示されるのは、ル・マン24時間レースの優勝車「499P」、ハイブリッド・スーパーカー「ラ フェラーリ」、最新スーパーカー「F80」のほか、現行モデルや、フェラーリの認定制度「クラシケ」の対象となる歴史的価値の高い限定車などです。なお、ルーチェの内覧は招待客限定で、一般の来場者は見学できません。

招待客限定のエリアでは、ルーチェの専用プレゼンテーションのほか、スペシャリストとともに素材やカラー、仕上げを選ぶ仕様決定のプロセスを紹介する「アトリエ・エクスペリエンス」を実施。パーソナライゼーション・プログラム「テーラーメイド」の3つのコレクションも紹介されます。ガーデンエリアには、軽食やカフェメニューを提供する招待客向けのホスピタリティ空間も設けられます。
このほか招待制のプログラムとして、「アマルフィ」の試乗体験や、同じ週末に富士スピードウェイで開催されるWEC(世界耐久選手権)富士6時間耐久レースと連動した「ロード・トゥ・WEC」などが予定されています。

