シャオミのレイ・ジュン会長兼CEOは、2024年12月31日のライブ配信で、2024年のEV部門の販売台数が13万5000台を突破したことを明らかにしました。また、2025年の販売目標を30万台に設定したと発表しました。
同社のEV部門であるシャオミEVは現在、中国国内58都市に200店舗を展開しています。シャオミの第1号EVモデル「SU7」は2024年12月28日に発売1周年を迎え、2024年の販売目標を前倒しで達成。年間販売台数は13万台を超えました。
シャオミEVは2024年3月28日にSU7を正式発売し、スタンダード、プロ、マックスの3グレードを展開。価格帯は21万5900人民元(約466万円)から29万9900人民元(約648万円)となっています。
北京市懐柔区での工場建設について、同社は2021年11月末に年間生産能力30万台規模の工場建設で当局と合意。第1期と第2期でそれぞれ15万台の生産能力を持つ計画です。
中国メディアの報道によると、第2期工場の建設は2交代制で進められており、2024年末までに主要構造物が完成、2025年6月15日の完工を予定しているとされています。第2期工場は第1期工場から1本の道路を挟んだ場所に建設中で、第1期工場も拡張工事が進められているとのことです。
新モデル展開については、高性能版のSU7ウルトラを2025年3月に発売予定。価格は81万4900人民元(約1760万円)と発表されています。また、同社初のSUVモデルとなる「YU7」を2025年の6月か7月に発売する予定です。