テスラは、台湾のミルレ・オートメーション(Mirle Automation)およびアジア・オプティカル(Asia Optical)などのサプライヤーと連携し、人型ロボット「オプティマス3」の量産加速に取り組んでいることが明らかになりました。台湾・経済日報(UDN)が2026年6月22日に報じました。
テスラCEOのイーロン・マスク氏は今年3月、オプティマス3について「これまで見た中で最も高度なロボット」と述べており、少量生産を今夏に、大量生産を2027年に開始する見通しを示していました。生産拠点はカリフォルニア州とテキサス州を予定しています。
台湾のサプライチェーン関係者によると、ミルレ・オートメーションはロボット関節の駆動系に用いられるハーモニックリデューサーとジョイントモジュールの供給をすでに開始しています。同社は深センのコーダリー工業(Shenzhen Kedali Industry)とともにタイ・ラヨーン県に合弁会社を設立。ロボット用アクチュエーターなどの精密部品を製造する予定で、コーダリー工業の既存工場を活用することから、量産開始は近い見通しです。
ロボットの視覚システムには、アジア・オプティカルが球面・非球面レンズの技術を応用した部品を提供します。これらの部品は2026年後半から2027年にかけて量産段階へ移行する予定で、テスラのロボット量産タイムラインと歩調を合わせています。
台湾企業の高精度部品と東南アジアの製造拠点を組み合わせたサプライチェーンが整備されつつあり、オプティマス3の量産に向けた基盤が着実に固まっています。

