BYD Auto Japanは、2026年8月の月間受注台数が全6モデル合計で1260台となり、同社の過去最高を記録したと発表しました。牽引役となったのは軽EV(電気自動車)の「BYD ラッコ」で、累計受注台数は8月末時点で約1500台に達しています。
8月はお盆休みを挟んだため、BYD正規ディーラーの店舗平均稼働日は16日間にとどまりましたが、その条件下で過去最高の受注台数を記録した形。同社によると、店舗あたりの受注ペースは月間約20台で、購入者の約8割が新規顧客だとしています。
「ラッコ」の受注は、最上級グレードの「300プレミアム」が約8割を占めています。一方、8月の「ラッコ」の登録台数は81台(BYD Auto Japanおよび全国軽自動車協会連合会調べ)で、その多くはエントリーグレードの「200」でした。受注の大半を占める「300プレミアム」については、9月中旬以降に着船する車両から順次、全国のBYD正規ディーラーへ配車され、登録を経て納車される予定。本格的な納車が始まるのは9月後半からとなります。
同社が成約者を対象に実施したアンケートでは、成約理由の上位5項目として、試乗後に印象が変わったという商品としての質感、価格に対する装備の充実度、安全性、保証内容、一充電走行距離(「200」が210km、「300プラス」および「300プレミアム」が320km)が挙がりました。装備面では、全グレードでスーパートールボディと両側電動スライドドアを採用し、「300プレミアム」ではさらに装備を追加している点が評価されています。保証については、駆動用バッテリーや高電圧部品を対象とした長期保証の内容が挙げられました。
今回の受注台数の集計対象となった6モデルは、ラッコ、ドルフィン、アット3、シール、シーライオン6、シーライオン7です。同社は「ラッコ」の投入を機に、他モデルを含めた販売拡大を進める方針です。

